ボックス!ログ

元プロが教えるボクシング理論 http://melon.mu-sashi.com/index.html

2020年09月

最初は止まって撃てるようにします。

足の位置を決めて、しっかり拳を返して撃つ。

同じ場所を確実に打てるように。

そして強く打てるように。

パンチが撃てるまでは止まってサンドバックを撃ち、筋トレ、フォーム固めをする方がいいです。


正確に打てるようになってから、動きながら撃つに変えていきます。

右ストレートも基本通りのフォームから、右腕で頭を隠しながら撃つ、撃ちながらウィービング。など左フックのカウンターを最大限に意識して変えていきます。

それを受けるミットの側も動きながら受けるように変えていきます。

こういうイメージで↓

https://www.youtube.com/watch?v=ux9powmMbNk


基本通りのフォームだと

カウンターの的になりやすいです。


基礎だけだとスピードがつかない。

センスがある人は別です。

私の場合は基礎だけだったのでずーっと遅いままでした。

(どうしても基礎の形から入ると力みによってパンチが遅くなってしまう。)

プロ引退して、人に教えるようになって体の使い方を研究して1万時間後にようやくスピードがついてきました。


かといって脱力の練習だけだと、正確に当てることできないので怪我をします。

人によっても違いますが、50%50%くらいの割合で教えていってみます。



体の使い方(脱力)を解説するのは200〜400人(私の場合)くらいに教えて大まかな体の使い方のパターンを解析する必要があります。


左フックだけでも 縦拳、横拳、後ろ足重心、前足重心、真ん中重心、下から突き上げる、水平に撃つ、上から落とすなど組み合わせると何通りもあります。


一番力が入るパターンを最初に完璧に撃てるまで練習するのがいいです。
その後別パターンの練習を始めます。


ラダー新パターン↓

https://www.instagram.com/p/B1qte_DI0B4/?igshid=1pxiodh04u5x2

ここ1〜2年 私はひたすらステップワークを強化してきました。

(ステップルーティーン + 送り足ステップ + クイックステップなど)


すると生まれて初めて、懐が深い(距離が遠い)と言われました。

言われなきゃ気づかなかったのですが、

一年前までは、間合いが遠くてジャブが当たらなかったのは私でした。

ありがたい指摘でした。


言われてみればですが、最近はリーチで負けててもパンチが届かないことが減っているような気がします。

ステップを強化するとリーチ差が関係なくなるのかもしれません。


運動でキレがあると言われているのは腰の回転です。

例えば、正面から見て45度に立つ基本の構えから、右ストレートを撃つ(腰が正面になる)

それを素早く45度に戻す事ができると「動きにキレがある」と言われます。

要はパンチを撃ちっぱなしで戻さない、戻すのが遅いとキレないと言われます。


これを修正するには腰の回転と連動してパンチを出す練習をするといいです。




攻撃を避ける基本はバックステップです。

まず相手の攻撃に反応する癖をつける事です。


それができるようになったら、下がりつつジャブを相手が来る場所に予め置いておく。

それがカウンターの基本です。


シャドーボクシングでも、マスボクシングでもまずはバックステップすることを意識しましょう。

出来るようになる=攻撃に反応できる=カウンター打てるにつながります。


シャドーボクシングはまずは1vs1の対面シャドーボクシングから。

相手の攻撃に反応(バックステップや、ガードなど)そして反撃。


その後相手を外して、一人でも相手をイメージして動くようにしましょう。





リカルド・ロペス↓

https://www.youtube.com/watch?v=_AZIstojIUA


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