ボックス!ログ

元プロが教えるボクシング理論 http://melon.mu-sashi.com/index.html

2020年11月

ダブルガード(顔をグローブを覆うように構える)だと狙う場所が一点になるのでと相手からすれば戦いやすくなります。

グローブを離して壁を作るようにすると狙う場所が2点(グローブの奥に顔があるため)になりやりづらくなります。
ボクシングは空間の奪い合い、ダブルガードだとガードの内側の空間しか使えません。(狭い)
後ろの手で盾を作り、前の手でのジャブやフックなどで空間を広げるイメージ。
相手のガードから自分までの空間が完全に支配できる状態が(相手のパンチの距離の把握) L字ガードです。

かかと重心。
ステップを使う際などかかとを浮かすのが基本ですが、重心が前に行きすぎてバックステップが遅れる場合があります。 人によるますがその場合ベタ足で戦うのも手です。
私の場合はその方が送り足ステップが使いやすいです。


グローブ2つと膝タッチ。 交互に3手まで。 反射神経アップ。 それを足と手、肩のフェイント練習を含めてやります。 攻撃側はフェイント練習、防御側は反射の訓練。

カウンターにより、相手の手や足を止めます

(タッチボクシングはタッチされたら、お互いにバックステップしてリセットする)。




前に出るのがダメなのではなく、直線的に前にでっぱなしになり、撃ち合いになるのがダメ。

サイドに回る、前に出るスイッチを切ってバックする、などの工夫が必要です。


距離を計る、

フェイント

の他に盾としての意味があります。

相手のパンチが飛んでくる空間は限られている為、その軌道を予測してパンチを置いておきます。

相手がここに盾があると撃ちづらいだろうと思われる場所へ。




ジャブを出さないという選択

中間距離(パンチが届く距離)での攻防をしない戦術の事。

相手の方がジャブが上手く、速く、尚且つ右クロスカウンターを最適なタイミングとスピードで撃てるなれば、ジャブを撃たないことに相手の右クロスを封じることにつながります。


中間距離でのやりとりをやめ、ロングレンジ(パンチが届かない距離に常にいて)飛び込んで一気に近距離へ。

相手の方が手が長い場合は取るべき戦術の一つです。






寸止めできない人はまずは膝タッチボクシングから。

腰を狙うより動きに変化が生まれやすいです。

頭有りだと動きがかなり単調になりやすいので。

それができてから肩タッチをします。

相手がパンチを出した後のカウンターの感覚が掴みやすいです。


上記2点をやると寸止めや力を抜く感覚がわかります。

またグローブもあえてゆるゆるでやります。

しっかり嵌めるとどうしても力むので。





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